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あのTVで見た会議室の前。

ディレクターの合図があったら入室する。

その時の緊張感は、人生の中で中々味わえないシーンであった。
本番前、最初のオーディションの時にいたプロデューサーのN氏が、「中々ないチャンスだからがんばってな!」と声をかけてくれた。
うれしかった。

ディレクターの合図があり、入室。
女社長ばかり5名、そして栄作さん。
まずは栄作さんが各社長の紹介をする。あまりTVで見たことない社長さんばかりで、プロフィール紹介などどこかうわの空でいた。
考えた事は、「この中で、どの社長をくどけるかなぁ?」でした。
席に座り、ディレクターの合図で、「社長を一人一人見て下さい。」との事。
放送の中でもその場面が流れていたけど、早くしゃべりたい一心でした。

そして栄作さんの一言。
「あなたの希望金額は?」
僕「980万円です。」

栄作さん「そのお金のつかいみちは?」
僕「僕が考えた!!」 勢いあまって胸を思い切り叩いたらピンマイクに音がはいり、スタッフから「すみません、もう一回お願いします。マイク叩かないで下さい。」
僕「ごめんなさい・・・」

気を取り直して 「僕が考えた・・・   あってり麺を・・・  (じらし戦法)
                        東京で・・・  流行らせたいです!!」


(女社長、わざとらしい驚き)
そして質問のラッシュが始まった。
負けじと、僕も逆質問。
「社長たちはどこのラーメンが好きですか?」
僕の不意の質問に、準備が出来てなかったらしく、5人とも結構しどろもどろな回答。
  ・・・のちに仕返しが待っていた・・・

「あなた変わった挑戦者ね。」
「女心くすぐるね。」
「なんだか美味しそう。」
「なんでんかんでんは美味しくないわ!」
「笑」
「笑」

いい雰囲気な展開。
自分でも最初のど緊張は不思議なほど消え、あっという間に和やかなムード。
開始10分くらいで、ある女社長が「早く食べさせて!」の一言。
スタッフが慌てて
「すみません、他の社長も質問あると思うので、もう少しプレゼンを進めて下さい。」
自分でも、展開速いし、緊張しないし、ちょっと調子に乗ってきた。
まあいいや、このまま「じ」でやれば、いける!! ・・・なーんて思ってました。